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既存のFlashコンテンツをiOS用に書き出してみた:1

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前回の投稿「せっかくなのでFlashを使ってiOSアプリを作ってみることにした・・」で書いた既存のFlashコンテンツをiOSアプリに書き換えてみるテストをさっそくやってみました。

テストに使ったのは過去に作成した12(12xステレオオーディオ)チャンネルのマルチトラックミキサーです。
アニメーションの簡単なものでもいいかなとは思ったのですがFlashでモバイルアプリを作成する際のオーディオの限界も知りたかったのでこのオーディオミキサーにしてみました。

元々は、640×580のステージサイズでフェーダー部分ももっと小さかったのですが、iPad用にステージサイズを1024×768に変更し、それと同時にiPadでは指先でボタンを押すことになるので受け手となるそれぞれのパーツを大きめに変更しました。

次にボタンに関する部分ですがマウスイベントからタッチイベントへの変更です。
例えば、Flashでは以下のようなイベントリスナーとコールバックの関係です。

play_btn.addEventListener(MouseEvent.MOUSE_UP, master_start);
private function master_start(e:MouseEvent):void
{
  //
}

これがタッチインターフェイスでは以下のようになります。

//import flash.ui.Multitouch;
//import flash.ui.MultitouchInputMode;
//import flash.events.TouchEvent;
//Multitouch.inputMode = MultitouchInputMode.TOUCH_POINT;
play_btn.addEventListener(TouchEvent.TOUCH_END, master_start);
private function master_start(e:TouchEvent):void
{
  //
}

このタッチイベントに変更する部分でかなりハマりました。
と言うのもタッチイベントで書きなおしてしまうとプレビュー時に確認できなくなってしまうからです。(AIR Debug Launcher(モバイル)でも確認できない)
なんだかんだやっているうちに分かったことですが(遅い?)マウスイベントからタッチイベントへの変更はiOSに書き出す際に自動的に行われるようなので、敢えて修正の必要は無いようです。
当然ですがプレビュー時にマウスで動作を確認することができます。

■ 以下が対応するリスナー側のイベント:

MOUSE_DOWN -> TOUCH_BEGIN
MOUSE_MOVE -> TOUCH_MOVE
MOUSE_OUT -> TOUCH_OUT
MOUSE_OVER -> TOUCH_OVER
MOUSE_UP -> TOUCH_END
ROLL_OUT -> TOUCH_ROLL_OUT
ROLL_OVER -> TOUCH_ROLL_OVER
CLICK -> TOUCH_TAP

■ コールバックの引数も:

event:MouseEvent -> event:TouchEvent

でも、スクラッチでアプリを作った際にはタッチイベントやジェスチャイベントを使って書き始めると思うので動作確認を含めてデバッグをどうやるのか???です。AIR Debug Launcher(モバイル)ではタッチイベントを確認できなかったので。

次に、このミキサーコンテンツはPixelBender(外部演算用ファイル)を利用することで多チャンネルミックスを実現しているのでiOSでPixelBenderを利用できないことはかなり厳しかったです。
PixelBenderを使わないやり方にコードを書き換え実際に試した感じでは4チャンネル(4xステレオオーディオ)がギリですね。まあ再生もだけどローディングも厳しい。

同時にアニメーションとかやってた場合はもっと厳しいと思うのでFlashを使ってこの手のアプリを作る場合は、録音トラックを含めて3チャンネルぐらいで考えておいたほうが良さそうです。
ただし、PixelBenderのような演算を行える仕組みが出来ればもっと可能性は広がりますが。(AlchemyやANEがそれになるのかどうかは今のところ???)
演算ファイル以外の部分で最適化するところも多々あると思いますが今回はあくまでテストということで深入りしないことにしておきます。

iPhoneの場合は、画面サイズも小さいのでもうちょっと何とかなりそうな気がしますがあいにく持っていないので何とも・・・

とりあえず、今回のテストでプロビジョニングファイルの取得方法やアプリを実機にインストールする方法等を学んだので良しとしましょう・・・(^^)

まもなくCS6が発売されますがモバイルアプリ開発ツールとしてどれくらい進化しているのかちょっと興味はあります。


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Written by admin

4月 30th, 2012 at 2:55 am

Posted in AIR / ActionScript

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