
久々のSiONライブラリチュートリアルです。
前回までは、MMLを使用したライブラリの使い方でしたが、今回はMIDIノートナンバーによる音源再生です。
MIDIノートナンバーとは、音階に0~127までの通し番号を付けたものです。
例えば、C → 60、C# → 61、D → 62、・・・
ピッチ(周波数)とノートナンバー(音階)に関しては、過去エントリ「ピッチテーブルを作ってみる」も参考にどうぞ。
SiONライブラに於けるノートナンバー60は、MMLの”o5c”と同等です。
SiONライブラリには、noteOn()、noteOff()、メソッドが実装されていて、引数にノートナンバーを渡すことで任意の音程で音源を鳴らすことができます。
以下は、主な手順です。(主要部分のみ)
(※マウスダウンイベントやキーダウンイベントで鳴らすことが前提のサンプルです)
driver = new SiONDriver();
presetVoice = new SiONPresetVoice();
voice = new SiONVoice();
voice = presetVoice["valsound.piano3"];
driver.play();
//ノートナンバー60で鳴らす (マウスダウンイベント、キーダウンイベント)
driver.noteOn(60, voice, 0, 0, 0, 0, 0, 1, 1, true);
//ノートナンバー60を止める(マウスアップイベント、キーアップイベント)
driver.noteOff(60);
このメソッドには、10個ほど引数があるのでざっと下記をご覧ください。
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